海外旅行14年目にして初めて盗難に遭遇しました。
当時の状況を体験談として旅行計画をされているみなさんへ
少しでもご参考になればと思います。
★もくじ
1.発生場所と当時の状況
2.被害後の流れ
3.保険加入のおすすめ
終わりに
・外 見：旅行者風の若い女性二人組
・時間帯：観光終了後夕方帰りの列車
初めて訪れた場所でしたが、有名観光地である事で少々気が緩んでいました。
この日に限り、鉄道乗車券を紙印刷していないところに携帯バッテリーが切れて焦り、駅窓口で目立つ行動をしました。（おそらくこの時点でターゲットロックオン）
そこへ海外あるある電車遅延が拍車をかけ、車中でソワソワしていたところ、
一見旅行者に見える若い女性二人組が電車の行き先を訊いてきました。
▼当時の旅行スタイル
・ショルダーバッグはファスナータイプ。
・財布は折畳式ポケットサイズ。チェーンでショルダー紐に繋げていました。
彼女達は連携タイプ。一人が私に相談を装い、もう一人はその隙に堂々とバッグから財布に手をかけて、ドアが閉まるタイミングで降車しました。（転倒しなかったのが不思議です）
・乗車券は念の為紙ベースでも出力し準備万端に！
・有名な観光地でも貴重品の扱いだけはいつもシビアに
・複数で話しかけてきたら誰であろうと要注意。笑顔で警戒を
・発生直後：日本のカード会社へ停止連絡
・ホテル到着後：コンシェルジュへ盗難にあった旨相談
・警察署へ届出
車内で財布が無い事に気づき、すぐに日本のカード会社へ連絡しました。
時差で日本は夜中でも、基本的にどのカード会社も電話対応は24時間受付可能です。
また、家族や知人等からの連絡でも、当事者本人との接点（誕生日・携帯番号）が確認できれば対応してくれます。
警察署へ被害届を出す為、在フランス日本大使館公式内の被害届作成書（和訳付)
こちらを携帯へダウンロードし、宿泊ホテルのコンシェルジュで印刷してもらいました。
※当時の財布中身（あくまでクレジットカードが重要でした）
クレジットカード
ポイントカード（クレジット機能無し）
現金（200€・２万円）
できるだけ状況を細かく記載し、当日中に一番近い鉄道駅構内にある警察署へ。
そこまで案内してくれた駅係員の方はとても親切でしたが、警察署では苦戦。
最初の若手警察官は書類を確認してくれたものの、こちらの意図が伝わらず…。
それでも拙い英語で被害証明書を発行してもらいたいと伝えたところ、
ベテラン警察官が現れて対応してくれました。
携帯の翻訳アプリをお互い駆使し、２時間近く滞在して発行してもらえました。
対応してくれた彼女は別れ際、「フランスを嫌いにならないでね」と。
教訓ポイント その②
・あらゆる手段によってカードの停止をまず実行
・ホテルは宿泊利用者に対し可能な限り尽力してくれる
・翻訳アプリがあれば言葉の壁は突破できる
・保険会社へ連絡
・保険金の受領
▼保険会社申請の際下記を用意しておくとスムーズに流れます。
・購入時のクレジットカード利用明細か領収書（購入価格を調査）
・箱（大きさから価格を調査）
・所持していた際の写真 （所持証拠写真）
帰国後、保険会社へメールで連絡しました。本来であれば発生後30日以内に申告が条件でしたが、期限日以降に連絡しても快く対応してくださいました。
私の場合年季の入った財布なのでブランド名・領収書・価格も不明でしたが、
ネットで類似したタイプを探して、相当金額を提示しました。
結果その金額の半額相当分が数日後支払われました。
海外旅行保険は治安の良い国だとしても加入必須をおすすめします。
パソコン・スマホで検索すれば、自分に合ったものが見つけられるでしょう。
・保険の価格
・自分自身が後悔しない補償範囲
・クチコミ
私は以上３つに重点を置きましたが、結果として大変満足でした。
盗難という大変な目に遭いましたが、今は旅行ノウハウレベルが上がった！
と思えるくらいです。
フランスは魅力満載の国。備えあれば憂いなしで旅行を楽しみましょう！
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