・短期留学は旅行と何が違うのか
・英語はあまり勉強してこなかったけど大丈夫なのか
と、いった皆さんへ体験談をシェアします。
社会人になって数十年経ちますが、短期留学1か月しました。
留学と聞くと学生のうちにとか、ワーホリで行くとか、
メジャーな考え方はそうかもしれませんが、それは人それぞれです。
自分がトライしたい事で、周りにあまり迷惑かけず(ここが社会人マナー)体力的に耐えられそうならば、いくつになろうが気にしないのが昨今です。
結論から言いますと私はすごく良い経験でした!
★費用に関して
これは留学する国によって差がだいぶ出ます。欧米>アジア
私は今回ヨーロッパ諸国の中で割りと安いと言われるマルタへ行きました。
1か月の滞在費用(学費・住居代・生活費・航空代含む)は、
総額45万円ぐらいです。
(ですがこの金額、 通常の旅行ツアーですと1週間の価格です。)
私の場合スクールに通う事以外でストレスフリーを希望したので少し高額に。
ホームステイとか相部屋アパートOKでしたらこれ以下になります。
★英語の上達度について
残念ですが一か月で英語力は伸びません。漸く英語に耳が慣れる程度です。
この点においては残念な事ですが事実なのです。
それでも良い経験になった言える理由をご説明しますね。
その②:多国籍の文化や考え方に触れあえる
その③:年齢とか社会的地位とか忘れる
その①:学校に通う事で旅行とは違った体験
旅行は自分の気ままに好きな事をし、拘束時間は基本無しです。
留学はお金を出して英語を学ぶ事が前提。拘束時間も当然あります。
ですがこの学ぶというスタイルを海外で行う事が、
いつもの旅行には無い、ある意味懐古的で新鮮な体験ができます。
(学生証も発行されるので学生割引とかもあります。)
その②:多国籍の文化や考え方に触れあえる
同じ空間で多国籍の人達と時間を共有することで、お互いを理解しようという気になります。
私のクラスは7か国から参集したメンバーで、毎回授業でお約束の質問は
「How about in your country?」という会話でした。
ブラジル人はフリーダムに話し、トルコ人は女子が元気で男子は大人しい。
他国から見た日本人は良く働くよね。と言われました。
ここまで深く外国の方と語ったのは初めてでして、
これまで抱いていた国のイメージが、良い意味で壊された気がしました。
その③:年齢とか社会的地位とか忘れる
社会人になると上司と同僚。先輩後輩という立場があります。
ですが、日本を飛び出すとその考えは通用しません。
先生の前では皆平等に生徒です。
年齢層は20代から50代までが一堂に会し、職業は医者・エンジニア・学生など様々。
でも一歩クラスに入るとそれらは一切関係無し。課題に沿って同じ目線になって、語り合えるという体験ができます。(宿題もバッチリだされます。)
旅行は最低限のトラベル英会話ができればほとんど困りません。
留学の場合は多少準備をするのとしないのとでは、楽しさとか心構えが違ってきます。
少しでも英語に聞き慣れておくことを断然お勧めします。
事前にしておくとGood(旅行と被ります)
・Google翻訳アプリのダウンロード→何語でもお互い言いたい事の意思疎通可能。
・YouTube視聴→耳慣れには最適です(留学ムダでは…というご意見はひとまず置いてください)
・スマホ等の予備の充電機器
事前にしないと…
・皆と全く会話ができない→寂しい。ホームシックになる、やる気失せる
・トラブル発生時→精神的パニックになる可能性(但し留学エージェントを通してなら多少安心)
これまでの海外旅行を経て、自国を見つめ直すとか、これまでの自分を振り返るとか、何度も繰り返してきました。
ですが、今回の留学体験は今までの中で一番強く心に響きました。
毎日同じルートでも見知らぬ人ばかり。スーパー巡りをしたり、クラスメイトと勉強したり。日本でも確かに場所を変えてみれば体験できます。
ですが日本のルールが通用しないという異国の地では、
これまでにはないインスピレーションみたいなものが発動し、
自分にとって、新たな発見となるチャンスが訪れるのは間違いなさそうです。
(ちなみに私の場合は英語学習に漸く本気をだして、今のところ半年以上継続してます)
終わりに
挑戦する意欲さえあれば、今の時代年齢は関係ありません。
例えば100歳の方でも現役の方は世界中にいらっしゃいます。
それから「いつの日か」と夢見ていると、実はその機会は訪れません。
なぜなら気付いた時にそのタイミングがいつの間にか過ぎ去っているからです。
今ある自分の状況を少しでも変えてみたい気持ちがあるのでしたら、
すぐにでも行動する事をお勧めします。
新しい自分(世界)を発見できる、素晴らしいチャンスが待ち受けているはずです。
この記事を書いてる今は厳しい状況ですが、逆の発想で準備期間なのかもしれません。
きっとこの困難は世界中が共通の問題として乗り越えて行けると信じています。